PEOPLE社員紹介

祝原 彩

Aya Iwaihara

PEOPLE 12
祝原 彩
海事科学研究科出身[2011年入社]
物流技術部 基礎技術グループ 主査

問題の本質を見抜けるかどうかが
お客様の課題解決の鍵を握っている

  • ロジスティクスエンジニア
  • 6年目以上
  • 研修制度について
  • 新卒入社
  • 理系出身
  • 女性
学びの機会が多い職場環境で着実にステップアップできる

学びの機会が多い職場環境で
着実にステップアップできる

教育制度が充実しているのは当社の魅力のひとつです。入社後、関西にある配送センターと三菱電機株式会社の倉庫で3ヶ月間の実習に参加。現場を統括する方と業務を回すスタッフの役割を明確に理解できました。その後、パッケージエンジニアリンググループへの配属が決定し、包装技術センターで包装設計や耐久試験を担当することに。ここでは専用の機械を使い、「どれだけの高さから落としても壊れないか」「どのような緩衝材を用いるか」など、さまざまな環境を想定し、実験を繰り返します。製品を安全かつ効率的に運ぶためには包装の専門的な技術が不可欠です。最適な物流を実現するために自分たちの業務がいかに重要な役割を担っているのか、日々大きな責任感を持ちながら仕事に取り組むことができ、貴重な経験となりました。
入社4年目で物流技術部の基礎技術グループへ異動となり、現在は物流拠点の倉庫の建て替え、新たに建設する拠点の技術的支援をしています。建物の仕様や導入設備の検討を実施するほか、海外拠点への技術支援では、作業効率の改善や作業職場のリレイアウトの提案も実施しています。
私が所属する部署は年齢の近い方が多く、何事も気兼ねなく相談できる風通しのよい環境です。何か困ったことや分からないことがあれば、周囲の方がすかさず助けてくれます。日頃から学ぶことが多く、「参考にしてみよう」と思った部分は積極的に取り入れています。例えば、業務の中で先輩と会話を交わす際「先輩からの説明がうまく、内容が理解しやすい」と感じたことがありました。話すスピードや順序など、その理由を自分なりに分析し、実践していたところ、周囲の方から「話し方がうまいね」とのお言葉をいただけるように。さまざまな場面でお手本となってくれる方々がいるおかげで、自身の成長も実感できています。

失敗から得た教訓とそこから芽生えた仕事への大きな責任感

失敗から得た教訓と
そこから芽生えた仕事への大きな責任感

日頃の業務の中で特に心掛けているのは、「先入観を持たず、相手の話にしっかり耳を傾ける」こと。当然ですが、各支援業務や現場ごとに求められるニーズは異なるため、ひと括りにすることはできません。一つひとつ目の前の仕事に向き合い、柔軟に対応するからこそ、問題の背景やその裏側に隠れた新たな課題にも気づくことができる。それらを踏まえた上でお客様に最適なソリューションを提供するのが、プロの仕事であると考えています。
私自身、こう意識するようになったのは、過去のある失敗が教訓にあります。お客様から「新たに倉庫を借りて事業を始めたい」という要望を受けたときのこと。「過去の事例を参考にすれば問題ないだろう」と、そのまま踏襲した形で倉庫を設計したことがありました。しかし、稼動直前のテストで十分な通路幅を確保できておらず、作業できないことが判明。すでに倉庫内の整備を開始している中、急きょ大幅なレイアウト変更作業が発生してしまいました。現場の方にも協力いただいたおかげで修正は何とか完了。無事に稼働日を迎えられましたが、このとき改めて「何事も先入観にとらわれず、自分の目で実際に確かめること」の大切さを痛感。以来、事前調査の際には、倉庫で働く方々に「どんなところに困っていますか?」と直接お聞きするのはもちろん、何か気になる部分があれば、建物内部や設備の細かい場所まで確認することを徹底しています。現在はまた新たな拠点の構築に携わっていますが、将来的にはこれまでの経験を活かし、現場を牽引する立場として活躍したいです。