PEOPLE社員紹介

藤原 修平

Shuhei Fujiwara

PEOPLE 02
藤原 修平
経済学部出身[2013年入社]
自動車事業部 三田事業所 業務課 業務係

海外OJT制度に選抜され、
念願だった欧州行きの切符を獲得

  • 物流管理スタッフ
  • 6年目以上
  • 研修制度について
  • 新卒入社
  • 文系出身
  • 男性
入社1年目、清掃拠点の移管計画という大規模プロジェクトに参画

入社1年目、清掃拠点の移管計画という
大規模プロジェクトに参画

入社後に配属された姫路事業所では、主に倉庫内の動作や動線の効率化を検討し、現場の負担軽減やコストダウンにつながる提案をしていました。なかでも印象深いのは、通い箱清掃拠点移管計画です。「通い箱」とは、姫路工場で製造される自動車用部品の輸送を目的とした、リターナブル容器のこと。納入後に廃棄されるダンボールや木箱とちがい、空の状態で返却される通い箱なら、清掃すれば何度も使えます。通い箱は200通りほどの形状があり、しかも毎日大量に使われるため、大規模な保管場所が必要です。これまで通い箱の清掃拠点は、広畑と姫路の2つの工場から離れた場所にありました。広畑工場の取扱量が増えたため輸送距離やコストの低減に向け、建屋・施設のリニューアルを含め、清掃拠点の移転が検討されました。入社半年後の10月からプロジェクトに参画し、翌年8月、お盆で工場の稼働が停止している時期に移転が完了。現場から「以前より作業がしやすくなった」という声を耳にした時は、まさに感無量でした。

初の海外勤務となるチェコで、倉庫の現場改善や部品調達を経験

初の海外勤務となるチェコで、
倉庫の現場改善や部品調達を経験

年1回の上長との面談では毎年、「海外で働いてみたい」と申告してきました。そんなある日のこと、海外OJT研修に抜擢され、チェコへの切符を手にしたのです。初めての海外生活で、しかも期間は1年。まずは英語力を高めようと、週3回の英会話教室に通わせていただきました。そして渡航。住まいのワンルームマンションは家電を含め、現地赴任の日本人社員が事前に手配してくれていました。当初はまったく話す内容がわからず苦労したものの、現地でも語学学校に通わせてもらい、約2ヶ月後には支障なく生活できるようになりました。
現地でカルチャーショックを受けたのは、日本とは異なる特殊なリフトや倉庫の仕組みなど、欧州の物流事情です。仕事では日本で培った、倉庫の現場改善の経験を存分に発揮することができました。倉庫内の現状調査を行ってみると、部品の保管場所が十分に整備されていないことが判明。そこでシステムを組み直し、最適な保管場所を設定することで効率よく保管を実施できる提案書を作成しました。成果発表では現地の方にも理解していただき、前向きな回答を得ることができました。さらに日本では経験のなかった、部品の調達も担当。チェコの工場では一部の部品を日本から輸入し、欧州の自動車メーカー向け製品を生産しています。そのため要求が増えて部品の在庫が不足すると、急きょ日本から輸入を増やさなければなりません。優先すべきは、客先自動車工場の生産ラインを停止しないこと。そのため、通常の海上輸送から航空輸送に切り替えます。時間との戦いで手に汗握る緊張感があるのですが、その分大きな達成感がありました。チェコからの帰国後は三田事業所へ異動となり、従来の作業改善や環境改善などの現場改善に加え、事業所全体の収支や売上・原価など、会計や財務に関わる仕事に従事しています。ここで経験を積み、将来は所長や管理職の“右腕”として、事業所経営に関わるような責任ある仕事がしたいと考えています。