PEOPLE社員紹介

出雲 慎一郎

Shinichiro Izumo

PEOPLE 05
出雲 慎一郎
生産工学部出身[2014年入社]
物流技術部 基礎技術グループ

新たなプロジェクトに挑戦する中で
自身の確かな成長を実感しています

  • ロジスティクスエンジニア
  • 1〜5年目
  • 新卒入社
  • 理系出身
  • 男性
安全かつ効率的な作業環境を構築し、技術面で現場の業務をサポートする

安全かつ効率的な作業環境を構築し、
技術面で現場の業務をサポートする

物流技術部では、新技術の導入支援や開発業務を担っており、具体的には省人化や事故防止を目的とした自動化設備の開発・導入を行っています。長期の案件に携わることもあり、当社の広畑物流倉庫へのAGV(無人搬送車)の導入には約1年を費やし、仕様・効果・費用など、メーカーの方とも綿密に打ち合わせながらプロジェクトを遂行しました。検討段階では何度も分析を重ね、少しでも気になる点があれば直接現場に足を運び、データと現物に誤りがないかなど、確認作業を実施。導入目前は「分析した考え方は本当に間違っていないか」「無事に動いてくれるか」など不安な気持ちもありましたが、問題なく稼動できたときはホッとしました。
また、同倉庫内への「スロープ設計」も印象的な案件です。それまでバース(トラック接車場)と低床トラック荷台の高さが合っていなかったため、低床トラックはバースで荷卸しすることが出来ず、作業効率が悪いという課題がありました。そこで、作業効率アップを目指し低床トラックも直接接車できるスロープを作ることに。
会社としても初の事例で分からないことが多く苦労しましたが、現場でヒアリングを行い、設計時に留意する点を洗い出しました。倉庫に出入りするトラックの車体の高さやタイヤの幅などの調査も重ね、図面をおこして、現場で再度検証。最終的に全てのトラックが使用できるスロープが完成したときは感無量でした。現在は、パレットへの積み付け作業の自動化に向け、パレタイズロボットを導入する計画にも取り組んでいます。これも会社にとっては初の試み。若手でも新たなことに挑戦できるのは当社の魅力だと思います。

「仕事をやりとげる意識」を持つことで、より積極的な姿勢で仕事に取り組めるように

「仕事をやりとげる意識」を持つことで、
より積極的な姿勢で仕事に取り組めるように

入社2年目に担当した岩出物流センターの立ち上げ業務も印象に残っています。新規物流拠点の建設にともない、保管レイアウト・作業設計を支援するというプロジェクトで、移管前日に移管物量が予測値の約1.3倍になり、計画していた車両数やスケジュールの変更が必要に。何ヶ月もかけて進めていた計画やスケジュールの変更が必要になったときは焦りましたが、先輩方や現場関係者の方々に協力していただいたおかげで、無事に車両の手配とスケジュールの再考案が完成。多くの方と協力し、1つのプロジェクトを成功させることの大切さを改めて学べたと感じます。
案件を無事に終えるたび、各事業部、事業所の方から「ありがとう」「また一緒にやろうね」と声をかけていただくことも多く、事業部や会社に貢献していることを実感できます。また、最近改めて考えさせられるのは、目的を意識することの大切さ。これにより、「いつまでに何をしなければいけないか」「何が必要か」が明らかになります。この心掛けひとつで、能動的に仕事に取り組めるようになりました。これからも挑戦する気持ちを忘れず、日々の業務に取り組みたいと思います。